今月2日の韓国オープンで、自身2度目のツアー優勝を飾った西岡良仁(27=ミキハウス)が、惜しくも1回戦で敗退した。今年1月の全豪オープンで4回戦進出の世界33位ミオミル・ケツマノビッチ(セルビア)に、6-2、6-7、2-6のフルセットで敗れ、凱旋(がいせん)勝利とはならなかった。

しかし、「いいテニスはできていた」。敗因は、第1セットを奪い「2セットで終われなかったこと」だ。第2セット2-5となり、そこからタイブレークまでの追い上げに力を使った。先週の韓国での連戦が追い打ちをかけ、体力を消耗した。

ただ「限られた体力を使うところは正しかったと思う」。2セットで勝つための追い上げだったが、それが達成できず。西岡の嫌らしいプレーも完全にはまらず、最終セットは「半歩、1歩遅れた」と、動きにも影響が出て力尽きた。

優勝後の試合は、なかなか難しい。特に、それが地元となれば、休むわけにも行かない。「今後も勝ち残って、すぐ試合という、こういうシチュエーションが増えればうれしいが、なれていかないと」。

敗退にも、ひとつの大きな経験を学び、次へと向かう。世界ランキングの自己最高位は更新した。目指すは、来年1月の全豪で、32本のシードに入ることだ。「それが、現在の当面の目標でステップ」。今年残り2、3大会に出場し、その地位を狙う。

◆楽天ジャパンオープンは、10月3日から9日まで、WOWOWで全日生中継。WOWOWオンデマンドでも同時ライブ配信される。