渡辺倫果(20=法大)が、SP6位から逆転優勝した。同8位の18年グランプリ(GP)ファイナル女王の紀平梨花(20=トヨタ自動車)は5位。同12位の横井ゆは菜(22=邦和みなとSC/中京大)は8位に順位を上げた。
順位 | 選手 | SP | フリー | 合計 |
---|---|---|---|---|
1 | 渡辺倫果 | 63.27 | 134.32 | 197.59 |
2 | スター・アンドリュース | 64.69 | 126.57 | 191.26 |
3 | ユ・ヨン | 65.10 | 125.05 | 190.15 |
4 | アバ・マリー・ジーグラー | 66.49 | 120.27 | 186.76 |
5 | 紀平梨花 | 59.27 | 125.06 | 184.33 |
6 | ニーナ・ペトロキナ | 61.68 | 119.66 | 181.34 |
7 | マデリン・シーザス | 67.90 | 112.69 | 180.59 |
8 | 横井ゆは菜 | 54.87 | 123.86 | 178.73 |
9 | リンゼイ・ソーングレン | 55.16 | 120.93 | 176.09 |
10 | ガブリエル・デールマン | 66.65 | 104.96 | 171.61 |
11 | リンゼイ・ファン・ズンデルト | 55.22 | 105.74 | 160.96 |
12 | エリシュカ・ブレジノワ | 55.14 | 103.89 | 159.03 |
横井ゆは菜
(演技構成)
2A/3Lo/3Lz/FCCoSp/StSq/3F+2Lo/FSSp/3S+3T/3F/ChSq/2A+3T+2Lo/CCoSp
冒頭からのダブルアクセル、3回転ループ、3回転ルッツを着氷。スピンもレベル4を獲得。後半の3回転フリップは2回転になったが大きなミスもなく演技を終えた。
紀平梨花
(演技構成)
3S+2T/2A+1Eu+2S/3Lo/3T/FSSp/3T+2T/2A/3S/CCoSp/ChSq/StSq/LSp
冒頭の3回転サルコー-2回転トーループ、3連続ジャンプ、3回転ループを着氷。連続ジャンプなど後半のジャンプも着氷。演技後は笑顔を見せ、手を挙げて喜びを表現。見守っていたオーサーコーチも笑顔を紀平を出迎えた。
渡辺倫果
(演技構成)
3A/3Lo/3Lo+3T/3F/FCSp/ChSq/3Lz+2A/2A+1Eu+3S/CCoSp/3Lz/StSq/FSSp
冒頭のトリプルアクセルからの4つのジャンプを着氷。後半の連続ジャンプも着氷。最後の3回転ルッツは着氷で少し乱れ回転不足に。演技後は両手でガッツポーズしながら、氷の上にしゃがみこみ喜びを表現した。
<フリー演技順とSP点>
グループ1
横井ゆは菜(邦和みなとSC/中京大)54.87
エリシュカ・ブレジノワ(チェコ)55.14
リンゼイ・ソーングレン(米国)55.16
リンゼイ・ファン・ズンデルト(オランダ)55.22
紀平梨花(トヨタ自動車)59.27
ニーナ・ペトロキナ(エストニア)61.68
グループ2
渡辺倫果(法大)63.27
スター・アンドリュース(米国)64.69
ユ・ヨン(韓国)65.10
アバ・マリー・ジーグラー(米国)66.49
ガブリエル・デールマン(米国)66.65
マデリン・シーザス(カナダ)67.90