つかめ4強! 聖和学園(宮城)OGでWリーグのアランマーレ秋田・高野柚希(22)は、15年から3年連続で全国高校バスケットボール選手権(ウインターカップ)に出場。主将だった17年は16強入りし、高校バスケを引退した。卒業後は東京医療保健大に進学し、今季から地元秋田でプレーする。同校での3年間を振り返り、メインコート(4強入り)を目指す後輩にエールを送った。【取材・構成=相沢孔志】

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-母校がウインターカップ出場を決めた

すごくうれしいです。「頑張れ~!」と思いながら決勝をテレビで見ていました。(13点を追う第3クオーター以降は)スイッチが入れ替わったかは分かりませんが、やるじゃん! と(笑い)。自分としてはおもしろかった試合だったと思います。

-家族の反対もある中で進学。同校での3年間は

違う環境でプレーすることは刺激的でした。その中でも活躍したいという気持ちがあったので、高校3年間の記憶はバスケをした記憶しかないです。

-同校では寮生活

大変でした! 当時は朝昼晩のご飯を自分たちで作っていました。一軒家に10人くらいで生活して、朝昼晩の当番はすぐに回ってくる。朝練習が午前7時くらいにあるので、朝食担当の時はみんなより早く起きて作りました。ゴミ出しや買い物もあり、買い物は先輩に聞いて食料を買うことを練習後にやっていました。

-1年から公式戦に出場。2年から主将を務めた

正直、自分はキャプテンの要素が0でした。何をすればいいのか分からず(新チームが)始まり、自分のプレーよりもチームのことを考える時間が長かったです。いっぱいいっぱいになった時期もありましたが、自分以外にも(チームに)言える人がいたので、すごく助けられました。

-17年、最後のウインターカップで思い出は

2試合目(2回戦のアレセイア湘南)の時に爆発して、28得点した試合は今でも鮮明に覚えています。自分的には「やってやろう!」という感じではなく、ただ楽しかったです。シュートも決まるし、思ったところにボールが来る。ゾーンみたいな感じでした。

-3回戦で東京成徳大高に敗れて引退

試合の最初は戦えましたが、最後の方は手も足も出ない状態で、上には上がいると感じました。相手には木村亜美(23=デンソー)がいました。大学で一緒になることは分かっていたので、この人と次はプレーするんだと思った記憶があります。

-高校卒業後にチームとの関わりは

去年は自分たちがインカレ(全日本大学選手権)で優勝した後にウインターカップがあり、大学に後輩たちが来ていました。練習を見たり、写真を撮ったりしました。

-3年生は最後の大会。後輩たちにエールを

3年生には悔いが残ることを一番してほしくないです。どんな相手でも向かっていく、最後まで戦う意思を持ちながらプレーしている姿を自分は見たいです!

埼玉栄との1回戦は23日。高野は24、25日にアウェーで日立ハイテクと対戦するが「(試合は)見ます!」と即答した。後輩の躍動を信じている。