柴田学園大柴田学園(青森1位)が、鵬学園(石川1位)に58-55で競り勝ち、現校名では初の2回戦突破で16強入りを決めた。蒔苗結衣(3年)が逆転3点シュートを含むチーム最多14得点で勝利を呼び込んだ。
柴田学園として挑む3度目の冬に、またひとつ歴史を刻んだ。第4クオーター(Q)は、12点を追う展開。だが、誰ひとりあきらめていなかった。ボールを奪うと速攻を仕掛け、落ち着いたパスワークで、前からプレッシャーをかける相手ディフェンスを突破した。蒔苗は同Q中盤に3連続得点するなど、チームに反撃ムードをもたらし、1点を追う残り1分半ではコート左の深い位置から逆転の3点シュートを成功。試合終了間際の石田侑真(3年)の2点シュートでダメを押して、勝利を手繰り寄せた。
今年は6月の東北高校選手権で優勝し、全国高校総体(インターハイ)は2年連続8強。「東北女王」をゴール下で支えるのは、1年から主力のU-17日本代表・佐々木杏花(3年)だ。前日23日の徳山商工(山口)戦ではチーム最多16得点、10リバウンドと活躍し、2年連続の初戦突破に貢献。この日は10得点、13リバウンドと、2試合連続で「ダブルダブル」をマークした。
女子の東北勢は大会2日目を終え、同校以外の6校全てが敗退。今日25日は、インターハイ準々決勝で惜敗した八雲学園(東京3位)を下した岐阜女と激突する。古坂みなみ主将(3年)は1回戦の試合後、「今年のインターハイはベスト8で止まったので、ベスト4、優勝を目指して頑張ります」と意気込んでいたが、これでベスト16入り。東北勢最後の「とりで」が2度の優勝を誇る名門に食らいつき、夏冬の全国舞台で8強入りする。
◆テレビ放送 男子決勝は29日午後1時からテレビ朝日系で、女子決勝は28日正午からBS朝日でともに生放送


