今季のグランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯7位で、ショートプログラム(SP)3位の松生理乃(18=中京大中京)が2位に入った。フリーで117・90点を記録し、合計180・97点とした。
前日16日のSPの時から「のびのびと滑る」と繰り返していた。その思いをフリーのリンクでも体現した。1本目の3回転ループはSPで転倒したジャンプ。意を決して高く跳び、確実に決めた。
その後は回転不足のジャンプもあったが、フリー曲「Nella Fantasia」の優しい音色にあわせ、晴れやかな表情で滑り切った。
「今日ものびのびと滑ろうと考えていて。フリーのほうが曲がかかった瞬間から笑顔になれて、何も考えなくても滑れると感じていたので、ショートの時よりももっと自然に滑れたと思います」
ほほ笑みながら振り返った。
その一方で、同学年のチームメートの河辺愛菜(18=中京大中京)が優勝したことには、悔しさをにじませた。
「愛菜ちゃんがショートもフリーもノーミスで金メダルを取ったことは、自分としては悔しい部分が大きいです。愛菜ちゃんに離されないように食らいついていきたいです」
今月下旬には冬季国体(27~31日、青森・八戸市)を控える。今大会同様、ジュニア課題のプログラムで挑む。
「国体もこのプログラムでやるので、しっかり慣れていかないといけないと思います」
昨年1月の4大陸選手権では5位に入った実力者。伸びやかに滑ることで得た実感と、同世代への対抗心を、1つ1つの試合に生かす。


