フィギュアスケートの世界選手権は22日にさいたまスーパーアリーナで開幕する。

新型コロナウイルスの影響が感染拡大が収まりつつある中、観戦上のルールについては、開催地の埼玉県のイベント開催における条例に基づき、国際スケート連盟(ISU)が従う形で設定された。

同条例では「飛沫(ひまつ)感染対策」として観客にマスクの着用は求めていない。また、声を出しての観戦にも制限はない。

そのため、大会HPの「観戦上のルールについて」の項目でも、マスクや声援に関する言及はない。これまでは、声を出しての応援を禁止し、拍手、手拍子での応援をお願いする文言があったが、今大会では記載がなくなった。

主要国内大会では、マスクや声援に規制がない大会は、19年末の全日本選手権以来となる。