ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(25=トヨタ自動車)が、日本男子初の2連覇を達成した。フリー196・51点を記録し、合計301・14点。21日の公式練習中に右足首を負傷するアクシデントに見舞われていたが、難しい状況の中で王者の地力を示した。

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ランビエル・コーチが教え子を称賛した。「この2週間、かなり厳しい状況に挑戦していた」と告白。21日だけではなく、その1週間前にも右足首をひねっていたことを明かし「何かを『やる』より『確認する』ことをさせた。あとは小さなスマイルで」と送り出した。自身も05年から世界選手権を2連覇したが「ショウマも2度目。私の次の挑戦は、彼が私を超えることだ」とV3に期待した。

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