チアリーディングのジャパンカップ日本選手権(国立代々木第一体育館)は、19日に自由演技競技デビジョン1の準決勝が行われる。
高校部門では箕面自由学園(大阪)が登場する。新型コロナウイルスの感染拡大により、接触のないタンブリング、ダンス、ジャンプなどに限定したスピリッツ部門で実施した20年を含め3連覇中。優勝候補の大本命で、4連覇を目指す演技がスタートする。決勝は20日。
同校は09年に9連覇を達成。10年は梅花高に優勝を譲って準優勝に終わったが、翌11年から18年まで8連覇している。
前日の大会第2日(18日)には、大学と高校が争う自由演技競技デビジョン2の決勝が行われ、梅花女子大が優勝。2位に箕面自由学園A(Bチーム相当)、3位には箕面自由学園B(Cチーム相当)が続いた。
箕面自由学園の野田一江監督は「(B、Cチームは)大健闘の結果です」と選手をたたえつつ、Aチームについては「追い求めているのは日本一だけではなく、声を出しての演技ができなかった卒業生の分までチアリーディングを楽しんで欲しい」と語った。
コロナ禍の影響で、昨年まではこの競技の特徴でもある声出しが禁止。録音したかけ声だけが流れる“沈黙の演技”で大会が実施されてきた。今年から4年ぶりに声出しが可能となり、より臨場感ある演技が復活する。
◆チアリーディング競技 8人以上16人以内でチームを構成し、演技時間は2分20~30秒(うち音楽の使用は1分30秒以内)。12メートル四方の中で演技をする。審査員は5人でそれぞれ100点満点で採点し、最も点数の高い審査員と最も低い審査員をのぞいた3人の点数で競う。減点制で完成度や安全性などで点数が決まる。自由演技競技ではアームモーション、パートナースタンツ、ピラミッド、ジャンプ、タンブリング、ダンスなどを音楽と組み合わせて自由に創作。男女混成のミックスもある。発祥の地アメリカでは1980年頃に競技会が始まり、日本では88年に第1回全日本選手権が開催され、応援から技を競うスポーツとして生まれ変わった。


