9月22日、三重県鈴鹿サーキットでF1第17戦日本GPのフリー走行が行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが1分30秒688のトップタイムを記録した。

前夜に雨が降り、路面こそドライなものの湿度が高く蒸し暑いコンディションでのフリー走行。各チームともピレリが持ち込んだ来季型プロトタイプタイヤをテストしながら、予選想定と決勝想定の走行を重ねていった。

開幕から14連勝を挙げながらも前戦シンガポールGPでは突然の低迷を喫したレッドブルだが、鈴鹿では元の競争力を取り戻した。フリー走行1回目では0.626秒、フリー走行2回目では0.320秒の差をつけてトップ。決勝想定のロングランでも好調ぶりを見せた。

2位にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位にはランド・ノリス(マクラーレン)がつけた。

角田裕毅(アルファタウリ)はフリー走行1回目では5番手の好タイムを記録したが、フリー走行2回目はタイムが伸びず18位となった。

土曜日は午前中にフリー走行3回目、午後に決勝のスタート順を決める予選が行なわれる。豪雨に見舞われた昨年とは違い、今年は土日ともに好天の予報となっている。(米家峰起通信員)

【動画】マックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録 日本GPフリー走行