2枠の全国切符を争う男子決勝リーグの初戦では、連覇を狙う藤枝明誠が飛龍に125-72で大勝し、1勝目を挙げた。浜松学院は浜松開誠館と対し、66-60と辛勝ながら大きな1勝を手にした。女子は準々決勝が行われ、7連覇中の浜松開誠館が浜松南をダブルスコアの83-41で撃破。浜松学院は藤枝順心を延長の末、69-62で下した。他、浜松聖星と沼津が勝利し、準決勝に駒を進めた。【倉橋徹也】

 

絶対女王の浜松開誠館が、危なげなく準決勝に勝ち上がった。第1クオーターの立ち上がりから、U-16女子日本代表のF後藤音羽(2年)が3点シュートを沈めて先制。その後は最後まで主導権を渡さずに大差勝ち。後藤はトータルで3点シュート4本と2点シュート8本を決め、28得点で貢献した。積極的にアシストもし、守ってはリバウンドを取って相手を封じた。

そのリバウンドはチームでも徹底し、三島正敬監督(48)は「しっかり取りきって得点につなげられていた」と目を細めた。今大会には目立ったけが人のいない状態で臨めている。そのうえ、今夏にいろいろな選手を使って底上げをはかってきたこともプラス材料になっていると指揮官。その「収穫」を糧にして、一気に頂点まで駆け上がるつもりだ。

次戦では浜松学院と対する。三島監督は「決勝に向けて徐々に調子を上げていきたい」と、鉄壁の攻守にさらなる磨きをかけていくつもり。けが人がいなくても、怖いのはインフルエンザなどの感染症を挙げ、「あと1週間、まずは体調管理からしっかり取り組んでいきたい」と気を引き締め直した。