WOWOWのNBAアンバサダーを務める渡辺雄太(29=サンズ)が、20日までに同局の独占インタビューに応じた。ロングインタビューの中編では、所属チームの現状やリーグの新しい取り組みなどについて語った。

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-ディフェンスについて心がけていることは?

「大事なのは、とにかくエナジーを出してやること。NBAの世界だとオフェンス技術がすごいので、どれだけ良いディフェンスをしても決められる時は決められてしまいます。それは仕方ないとして、本来自分が行かなくても良いところまでローテーションしたりだとか、長時間出場する選手が多いので、その選手たちの足に負担はかけられないので、自分がエクストラで動いたりだとかそういうところを意識しています」

-チームの“ビッグ3”について、イメージと違った部分などは

「デュラント選手は昨年(ネッツ時代)からチームメートとしてやっているので、彼のことはよく知っている分、イメージと違うことは特にないと思います。ブック(ブッカー)、ブラッド(ビール)に関しては、今シーズン初めてチームメートになりました。ご存じのようにブックはオフェンス能力にメチャメチャ長(た)けている。今季はガードのポジションでもプレーして、パスのうまさというか、味方を見つける感覚だったり、同じチームにならないとわからない部分でした。こちらが欲しいタイミングでパスを出してくれますし、ガードとしても問題ないというか、むしろ他のチームのガードよりもレベルの高いことが彼はできていると思います」

-ビールについては

「ブラッドに関しては、けがが続いているので、まだ一緒にプレーできてない分、そこまでの情報がありません。ただ、今までも対戦していて、彼の得点能力はズバ抜けている。けがから復帰して、3人が同じコートに立っていることを見るのはすごい楽しみですし、その中でブラッドの良さというものも見つけていきたいです。そこに自分もうまいこと入っていけるようにしていきたいと思います」

-今季度導入されたインシーズン・トーナメントが盛り上がりを見せた

「シーズン中に大きな賞金をかけて戦えるという部分が、選手たちの大きなモチベーションになったと思います。予選ラウンド突破には得失点差も大きく関わってきます。自分たちは(初戦で)レイカーズに1敗していたので、残りの試合は負けられないプラス、得失点差でも巻き返すというのが大事でした。本来(これまでのレギュラーシーズン)だったらありえないのですが、大きくリードしている場面でも最後にもう1本決めにいくというのはなかなかないことでした。それは面白かったな、と思います」(後編に続く)