5度目の頂点を目指す就実(岡山)が、2年ぶりの決勝へ駒を進めた。「コロナ陽性」で棄権となった前回大会準優勝の誠英(山口)を3-0のストレートで退けた。

準々決勝の金蘭会戦で躍動した2年生エース福村心優美(こゆみ)だけに頼らない、多彩な攻撃で攻め立てた。高橋凪、押川結衣ら同じく2年生のスパイカー陣が奮起。第1セットから強気に打ち抜き、34年連続44度目の出場の同じ中国地方の名門校に、付け入る隙を与えなかった。

3連覇を狙った前回大会は出場がかなわず、この試合で初めてセンターコートに立った押川は「テレビで見てきた舞台。入った瞬間は緊張よりもワクワクが強かった」と楽しんだ。得意のバックアタック4本を含む20得点で、60%を超えるアタック決定率を記録。「ここ(準決勝)まできたら、ただ打つだけでは決まらない。コースを狙ったり、パワーを生かして思いっきり打つことを意識した」と振り返った。

8日の決勝は、旭川実(北海道)-下北沢成徳(東京)の勝者と対戦する。同じく2年生を中心とする下北沢成徳には、今季のインターハイ(全国高校総体)準々決勝でストレート負けを喫している。「悔しさをぶつけたい。今までやってきたことを信じて、最後はみんなで思いっきり楽しみたい」。今季の集大成を、満開の笑顔で飾る決意だ。【勝部晃多】

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