桐蔭学園(神奈川)が前回王者の東福岡を下し、3大会ぶり4度目の優勝を飾った。3点差の接戦を制しての頂点。日本代表としてW杯に3大会連続で出場したOB松島幸太朗(30=東京サントリーサンゴリアス)がメッセージを寄せた。

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桐蔭学園から世界へ羽ばたいた男が、母校の悲願成就を喜んだ。

松島は自身が3年だった10年度に初優勝。だが、決勝は15年W杯日本代表の藤田慶和(三重ホンダヒート)らを擁した東福岡に追い付かれ、31-31の両校優勝だった。名勝負から13年。「どっちが勝ってもおかしくない試合でしたが、桐蔭学園のみんなの絶対勝ちたい気持ちが上回ったのかな、と思いました」と後輩をたたえた。

昨夏には19、20年度の花園2連覇を祝う祝賀会が横浜市内で開かれた。W杯フランス大会に向けて代表活動に参加していた松島や斎藤直人(東京サントリーサンゴリアス)らは、そろってビデオメッセージでエールを届けた。世界で戦うトップ選手となっても母校を気にかけ、この日は「昨年は花園に出られなかった悔しさがあったと思う。今年は全部の試合を通して、すごく強くて、安心して見られました」と喜んだ。

花園での激闘は先輩の心も揺さぶった。【松本航】

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