3年ぶりの優勝を目指す首位のJTマーヴェラスが、11位のKUROBEアクアフェアリーズを3-1の逆転で退け、開幕から無傷の14連勝を飾った。

試合前まで2勝11敗と下位に低迷していたチームに、思わぬ苦戦を強いられた。第1セット(S)は、序盤から相手の粘りの守備に翻弄(ほんろう)され、アタック決定率を上げられず。ビハインドからジュースに持ち込んだものの、25-27でセットカウントを先取された。

第2Sは中盤に米国代表オポジットのアンドレア・ドルーズが奮起。4連続アタックを決めて流れを引き寄せると、25-22で取り返した。第3、4Sはサイドアウトの応酬となったが、日本代表でも活躍する林琴奈、和田由紀子のアウトサイドヒッター2人が要所で得点。それぞれ、25-22、25-17で取り、勝利を引き寄せた。

地力で上回ったJTだったが、コンビなどに課題を残す内容。この日、両軍トップ24得点でMVPに輝いた和田は「焦ってしまう時もあった」とし、「課題のブロックディフェンスを修正して、攻める姿勢を忘れずに頑張りたい」と引き締めた。

14日には同会場で2位のNECレッドロケッツと対戦する。日本代表のエース古賀紗理那を擁する昨季の覇者には、昨年末の全日本選手権で0-3のストレート負けを喫している。代表で古賀とアウトサイドヒッターの対角を組む林は「(古賀は)自分で取って打ちに行くスタイル。プレーでも声でも引っ張るタイプなので、その姿勢に私も負けないように」と意気込んだ。【勝部晃多】