ラグビー・リーグワン1部の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)NO8リーチ・マイケル主将(35)が29日、あふれる“府中愛”で場を和ませた。

25日の決勝で前身のトップリーグを含めて、14季ぶりの優勝。この日は拠点とする東京・府中市役所を表敬訪問し、高野律雄市長(62)らに優勝を報告した。

リーチは決勝前から府中への愛着をにじませ、優勝決定直後にも「やっとトロフィーを府中に持って帰れる」と感慨深げだった。表敬訪問を終えると「すごくうれしいです。本当はオフィシャルの場じゃなくて(トロフィーを)持って駅を回りたいと思っています。夜とか。府中市の皆さんに生のトロフィーを見せたい。スターバックスぐらいで持って(写真を)撮りに来てもらいたいなと思っています」と笑わせた。

23年W杯フランス大会の1次リーグ最終戦となったアルゼンチン戦後には、開催地だったナントの街中にジャージー姿のままで繰り出し、ファンと交流するなど、常に支えてくれる人を大切にしてきた。

リーグワン優勝後も公式行事が続いているといい「来週月曜(6月3日)からゆっくりできると思います」と多忙な身。30日には日本代表が発表され、6月6日からは宮崎合宿が予定される。代表に招集されればつかの間のオフとなり“1人パレード”は現実的ではないが、府中への愛情がにじんだコメントだった。

出迎えた高野市長は「こんなにうれしいことはありません。26万人の市民、府中に働きに来る人、学びに来る人、みんなにとっての喜びであり、活躍は誇りであります」と感謝した。BL東京の荒岡義和社長(58)は「苦しい時期も市民の皆さんが応援してくださった。つらいときも支えてくれた皆さんにご支援いただき、来シーズン以降も活躍したいです」と誓った。【松本航】