日本代表(世界ランク12位)がジョージア(同14位)に敗れた。
15年ぶりとなった仙台での代表戦で、23-25で逆転負け。前半20分にフランカー下川甲嗣(25=東京サントリーサンゴリアス)がレッドカード、後半32分には途中出場のサナイラ・ワクァ(28=花園近鉄ライナーズ)がイエローカード。自滅で最終盤は13人での戦いを余儀なくされた。
1月に復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)のテストマッチ初勝利は、イタリア(同9位)との次戦(21日、札幌ドーム)に持ち越しとなった。
◇ ◇ ◇
日本は不用意なプレーで流れを手放した。
4点リードの前半20分。下川がボール争奪戦で相手をはがそうと、体を巻き付けながら回転した。安全性を高めるため、今季厳しく取り締まられる“クロコダイル・ロール”。ビデオ判定でイエローカードを受けると、直後にモールで逆転トライを献上した。一時退場中の判定でレッドカードに格上げ。主将のリーチ・マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)が「とにかくポジティブに自分の役割をやろう」とけん引したが、前半を13-18で折り返した。
随所に日本のプランは遂行できた。
開始直後に相手陣に入り、12回の連続攻撃を重ねて前半3分にWTBジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)が先制トライ。2点を追う後半24分にはFWの突進を経て、左大外のWTB長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)が逆転トライを挙げた。
だが、32分にワクァが一時退場。チームは13人となり、BKが入って7人で組んだスクラムで反則を犯した。ジョーンズHCは「勝つチャンスはつくれていたが、まだまだ実力が足りない」と指摘した。
約1年前、日本は世界の最上位層となる「ハイパフォーマンスユニオン」入りした。立ち位置は変わり、本拠で格下に敗れる戦いを善戦とはいえない。WTB長田は「イタリア戦で必ず勝利につなげたい」と気を引き締め、雪辱を誓った。


