ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)が23日、1勝4敗に終わった今夏の活動を総括し、今後の強化方針を明かした。

イングランド、ジョージア、イタリアとのテストマッチ3戦は全敗。日本代表を軸に構成するJAPAN XVとしてマオリ・オールブラックスとの2戦は1勝1敗となった。

再就任後、テストマッチでは未勝利で「厳しいスタートとなったのは否めない」。しかし「希望を抱いている。結果は悔しいが、方向性が間違っているとは思わない」と笑顔を見せつつ現状を説明した。

明るい未来を照らしているのは若手の存在だ。「これほど若いプレーヤーがいるチームは伸びしろしかない。若い最高のタレントが詰まっている」。早大2年のFB矢崎由高(20)を全5試合に先発させるなど積極的に起用。「まだ大学生。アマチュアでありながらテストマッチに出場し、それぞれの状況にうまく対応していた。これから30、40キャップを重ねると思うと明るい」と評価した。

「昨日顔を合わせて、真剣な話をした」と切り出し、次戦の8月パシフィックネーションズ杯カナダ戦、9月に米国戦までの「大学に戻る期間が大事」と伝えたと明かした。「日本のラグビーの未来は大学ラグビープレーヤーの手にゆだねられている。高いレベルでプレーをした彼だからこそ、大学ラグビーのレベルを上げてほしい」と期待を寄せた。