プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の新潟アルビレックスBBにB3香川ファイブアローズから新加入した米国出身のイバン・ラベネル(34)が23日、新潟での練習に初参加した。身長203センチ、体重113キロのセンター(C)で、23-24シーズンはB3の年間ベストファイブに選出されている。リーダーシップと、抜群の得点感覚を発揮して、B2復帰を目指すチームをけん引する。
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ラベネルが、合流初日からド派手なパフォーマンスを見せた。この日は約1時間、大粒の汗を流しながら攻撃の動きを確認。終盤にはあいさつ代わりの豪快ダンクをたたき込み、ゴールリングを大きくしならせた。鵜沢潤監督(42)は拍手を送り、チームメートは驚いた表情で口を開けた。背番号30をつけることが決まっているCは「みんながポジティブなエナジーを持っている。シーズン開幕がすごく楽しみ。いいケミストリーが起こせそう」と笑顔を見せた。
オハイオ州立大からブルガリアとポーランドのクラブを経て、15-16シーズンに当時bjリーグだった琉球ゴールデンキングスに入団。Bリーグ開幕後には福島ファイヤーボンズ、熊本ヴォルターズ、アルティーリ千葉とB2、B3を主戦場としてきた。「B3は成長過程の若い選手が多い。走り負けないようにケアを怠らす、年間を通してプレーしたい」。
昨シーズンは香川でB3リーグ戦50試合に出場。1試合平均で17・9得点、8・5リバウンド、2・1アシスト。規定未達ながら3点シュート成功率は42・7%を記録し、B3年間ベスト5に選出された。「自分のできることは全部やる。これまでの経験をチームの勝利に還元したい」。B1→B2、B2→B3と2季連続降格の苦境から再浮上を目指す新潟の救世主になることを誓う。
デカくていかつい印象だが、過去、在籍したチームでの愛称は「いいやつ」。「いいやつ=いい人。好きな日本語の1つ。新潟のブースターからもそう呼ばれたらうれしいな」とアピールした。【小林忠】
◆イバン・ラベネル 1989年11月24日、米国生まれ。オハイオ州立大からブルガリア、ポーランドをへて15-16年シーズンから日本でプレー。好きな日本食は牛丼、すし。趣味は魚釣り。ポジションはセンター。203センチ、113キロ。
○…22日に新潟に到着したばかりのアント・ネルソン(25=米国)はコンディション面を考慮し、この日は別メニューで調整した。195センチ、82キロで左利き。SG、SFでプレーする万能型は「経験のある選手が多いので、たくさんの事を学べると思う。得点、アシストでB3優勝に貢献したい」。日本での生活が長いイバン・ラベネルは「自分も若い時にベテランの外国人選手に助けられたので、同じように彼の成長を助けるよ」と約束した。


