【グルノーブル=松本航、松本愛香通信員】ショートプログラム(SP)2位の鍵山優真(21=オリエンタルバイオ/中京大)が、フリー188・29点の合計281・78点で銀メダルを獲得した。

冒頭の4回転フリップで大きく加点。しかし続く4回転サルコーが2回転となり、後半のステップシークエンスやスピンでも最高のレベル4を獲得できず。本来の姿を披露することはできなかった。

「内臓がぎゅっとつかまれているような体の感じだった」と、重圧感にさいなまれた。前日6日のSPは冒頭の4回転サルコーで転倒。フリーでもジャンプミスがあったが、今後への課題にするつもりだ。「最低限290点台ぐらいはしっかりと出しておきたい」と、自らの立ち位置を冷静に分析。「全日本選手権も控えてますし、みんなそこに向けて調整していると思うので、気持ちを切り替えて明日からしっかりと頑張りたい」と、24年の締めくくりに向けて課題克服に取り組む。

シリーズ2戦上位6人の大舞台には、3位だった昨季に続いて2季連続出場。世界王者のイリア・マリニン(米国)ら世界のトップ選手たちとの競演となった。「(宇野)昌磨さんや羽生さんが引退されてからは皆さん年齢が近くなった。すごく刺激をもらうし、一緒に出ることが楽しみ。僕自身自分の存在感をアピールできるように頑張りたい」と見据えていた。