国際スポーツクライミング連盟(IFSC)が新設した今季最終戦「IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025」が23~26日、福岡県飯塚市で開催される。日刊スポーツでは、開幕まで1週間となった16日から、選手や大会の見どころを紹介中。同日には出場6カ国が決定し、IFSCから選手たちが発表された。

国別ランキングをベースに選出。世界トップクラスの実力を誇る日本に加え、韓国、米国、オーストラリア、カナダとイスラエルが集結する。中でも、韓国からは9月の世界選手権(ソウル)で男子リードを制したイ・ドヒョンが参戦。金メダリストの臨場感あふれる登頂を、間近で見られるチャンスとなる。

女子リードで3位に入ったソ・チェヒョンもメンバー入りしており、今大会も韓国が最大のライバルとなりそうだ。米国、オーストラリア、カナダは全選手がボルダーとリードの双方に出場。戦略の違いも楽しめる。

日本は代表を4日に決定済み。世界選手権の男子ボルダーで初の頂点に立ち、昨夏のパリ五輪(オリンピック)では複合で銀メダルに輝いた安楽宙斗(18=JSOL)や、女子複合の21年東京五輪銀メダリスト、続く24年パリ大会にも出場した野中生萌(28)らトップクライマーが選ばれている。

男女の個人種目やパラ競技の垣根を越えた総合大会で、世界初の国別対抗戦や国内初となる「健常者とパラクライミングが一体」の形で行われる。ボルダーとリードの団体で初代王者を目指す日本の代表は次の通り。主将は野中が務める。

【男子】安楽宙斗(JSOL)天笠颯太(東洋染工)吉田智音(摂南大)

【女子】野中生萌(フリー)中村真緒(日新火災)谷井菜月(愛媛県山岳連盟)

開幕が迫り、公式インスタグラムでは情報更新中。「あなたの応援する国は?コメントで教えてください!」との呼びかけには「もちろんJPですが、KRや他の国のスターや新鋭も手強いですね」と期待の投稿が寄せられている。

「最強のクライミング国家」-。その称号をつかむのはどこか、注目される。

■大会名 IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025(IFSC NATIONS GRAND FINALE/IFSC PARA CLIMBING MASTER)

■日程 2025年10月23日(木)~26日(日)

□23日(木)午前10時30分~リード予選、午後2時30分~ボルダー予選

□24日(金)午前10時~ボルダー敗者復活戦、午後6時~リード決勝

□25日(土)午前10時~パラクライミング予選、午後2時~ボルダー決勝

□26日(日)午前10時~パラクライミング決勝、午後3時~エキシビション

■会場 筑豊緑地公園/いいづかスポーツ・リゾートザ・リトリート(福岡県飯塚市仁保8の37)

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