女子日本代表(世界ランク5位)のフォルティウスがドイツ(同13位)に8-6で勝ち、2連勝とした。 前日は米国(同10位)に8-4で快勝。五輪争いの最大のライバルを初戦で撃破していた。

次戦は8日午前2時からオーストラリア(24位)と対戦する。


ミラノ・コルティナ五輪最終予選 日程&勝敗表

ドイツに勝利し歓声に応える、左から近江谷、小谷、吉村(撮影・飯岡大暉)
ドイツに勝利し歓声に応える、左から近江谷、小谷、吉村(撮影・飯岡大暉)

チーム    10
日本(フォルティウス)
ドイツ


【第1エンド】

先攻は日本、有利な後攻はドイツ。ストーン(石)がハウス(円)の中に1つだけ残り、互いにはじき出し合う展開になる。スキップ吉村紗也香は最終投で相手の石をはじき出して、自軍の石は円の中に残す。ドイツのスキップは最終投で日本の石をはじきつつ、自らも外に出てブランクエンドを選択。両者無得点で第2エンドに入る。

仲間に合図を送る吉村(撮影・飯岡大暉)
仲間に合図を送る吉村(撮影・飯岡大暉)

【第2エンド】

後攻はドイツ。このエンドは互いにハウスに石をためる。セカンド小谷優奈が1投目でダブルテークアウトを決め、日本の石4つが残る。サード小野寺佳歩の2投目はスルー。スキップ吉村紗也香が2投目を相手の石に寄せるが、相手が最終投で円心に置いて2点追加。ドイツが2-0と先制し、先攻後攻が入れ替わる。


【第3エンド】

後攻は日本。日本はコーナーガードを配置する。ハウス内の外寄りの位置に両者の石がたまり、円心が空いた状態で試合が進む。スキップ吉村紗也香は1投目で相手の内側に寄せ、2投目は確実に相手の石をはじき出す。2点を確保し、2-2の同点に追いつく。

ドイツの投球を見守る吉村(左奥)と小谷(撮影・飯岡大暉)
ドイツの投球を見守る吉村(左奥)と小谷(撮影・飯岡大暉)

【第4エンド】

後攻はドイツ。日本はセンターガードを配置。両者が円心にストーンをためるが、セカンド小谷優奈が2投目で形を崩す。スキップ吉村紗也香が1投目を円心に置き、相手スキップの1投目はガードに当たる。ドローを狙った2投目は短くなり、日本が1点をスチール。3-2と逆転する。


【第5エンド】

後攻はドイツ。両者がセンターガードを配置。セカンド小谷優奈がガードの横をすり抜けて、円の中心にストーンを運ぶ。同様の攻防が続き、中央の石が入れ替わる。相手スキップが1投目でナンバーワンを作るが、スキップ吉村紗也香が自軍の石も一緒にはじき飛ばす。相手は最終投をミスし、日本が2エンド連続で1点をスチール。4-2とリードして前半を折り返す。

ハーフタイムにフルーツやゼリーを口にする女子日本代表フォルティウス(撮影・飯岡大暉)
ハーフタイムにフルーツやゼリーを口にする女子日本代表フォルティウス(撮影・飯岡大暉)

【第6エンド】

後攻はドイツ。日本がセンターガードを置き、両者が石を中央にためる。セカンド小谷優奈が1投目でダブルテークアウト。相手が再びハウスに石を2つ置くが、サード小野寺佳歩が2投目でダブルテークアウト。スキップ吉村紗也香は1投目でガードを使ってハウスの石をはじくランバックを狙うが、日本の石をはじいてしまい、ドイツがナンバーワン。吉村の2投目は相手の石に寄せるが、ナンバーワンは奪えない。ドイツがラストショットを確実に円心に置いて2点追加。4-4の同点とされる。


【第7エンド】

後攻は日本。ドイツのリードがハウスに石を置く。交互に相手の石をはじき出し合う展開がスキップまで続く。一時、アイスが削れるアクシデントで試合が中断したが、メンテナンス後に再開。吉村紗也香が1、2投目ともにハウスからストーンをなくしてブランクエンド。両者無得点で4-4のまま、第8エンドに入る。

第7エンドにアイスが削れるアクシデントがあり、スタッフが修復する(撮影・飯岡大暉)
第7エンドにアイスが削れるアクシデントがあり、スタッフが修復する(撮影・飯岡大暉)

【第8エンド】

後攻は日本。リード近江谷杏菜が、相手のセンターガードをはじいて、自らはコーナーガードの位置に止まる。両者がハウスに石を止めていき、ガードの裏にストーンが集まる。スキップ吉村紗也香の1投目はナンバーワンをはじくが、自らも外に流れてしまう。ラストショットはドローを決めて2点を追加。6-4と突き放す。


【第9エンド】

後攻はドイツ。両チームともに真ん中にガードを置き、その間を通してストーンをハウスに入れていく。サード小野寺佳歩の1投目は短くなり、無効となる。2投目で円心にある相手の石2つをはじき出す。スキップ吉村紗也香は1投目でナンバーツーを作り、最終投は力強く相手の石をはじき出す。ドイツのスキップがラストショットで確実にドローを決めて2点を確保。6-6の同点で最終第10エンドに入る。


【第10エンド】

後攻は日本。ドイツがセンターにストーンを縦に3つ並べる。セカンド小谷優奈が1投目でダブルテークアウトを決めて、2投目も正確にガードを外す。スキップ吉村紗也香も1投目でダブルテークアウトを決めて、自軍の石は残す。ラストショットも決めて2点を追加。8-6で逃げ切り、2連勝とした。

第10エンド、小野寺(右)とハイタッチする吉村(撮影・飯岡大暉)
第10エンド、小野寺(右)とハイタッチする吉村(撮影・飯岡大暉)

【イラスト】フォルティウスのメンバー
【イラスト】フォルティウスのメンバー

カーリングのルールと競技説明

【イラスト】カーリングのルールと競技説明
【イラスト】カーリングのルールと競技説明

カーリングのショット解説

【イラスト】カーリングのショット解説
【イラスト】カーリングのショット解説

◆関連記事


◆今大会これまでの戦い