短距離から長距離の4種目総合で争うオールラウンド部門が行われ、女子は今大会で現役引退する意向を示している高木美帆(31=TOKIOインカラミ)が3種目を終えて、総合首位を守った。
3レース目の1500メートルで1分53秒48をマークして、ヨイ・ベーネ(オランダ)に次ぐ2位。2月に行われたミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)で6位にとどまった本命種目で力を示した。最終種目は5000メートルに挑む。
初日は、500メートルで37秒75をマークしてトップ。第2種目の3000メートルは4分3秒37の7位、78・311点で総合首位で折り返していた。
高木は2月に行われたミラノ・コルティナ五輪で、500、1000メートル、団体追い抜きで銅メダルを獲得。4度目の五輪で、夏冬通じて日本女子最多となる10個目のメダルを手にしている。
今月4日には、自身のインスタグラムに「世界オールラウンド選手権を私のスケート人生の一区切りにしようと思っていることをご報告いたします」と投稿。「残りの期間も変わらずに、スケートに向き合い続け、高みへ挑みにいきます」と意気込んでいた。
世界選手権のオールラウンド部門では、2018年に日本勢初の総合優勝を果たしている。
◆世界選手権 距離ごとに勝者を決める五輪と異なり、総合成績で争う。オールラウンド部門の女子は500メートル、1500メートル、3000メートル、5000メートルの4レースを2日間で滑走。各距離のタイムを500メートルあたりに換算して、合計点の少なさを競う。


