3大会連続オリンピック(五輪)代表の池江璃花子(25=横浜ゴム)が、57秒49で優勝も、日本水連が定める代表派遣標準に届かなかった。
「(予選後に)完全に自信がなくなってしまって…。それでも泳ぎを改善すればタイムは上がると確信した。100メートルはテンポを上げて泳がなければならないが、そこがうまく泳げていなかった」と表情を曇らせた。
予選は58秒49と全体2位通過。映像で振り返った後、「自分の泳ぎで良くないところが全部出てしまっている」と認識していた。決勝では前半に26秒57で入っていたが、終盤で失速。派遣標準記録(56秒93)に及ばなかった。
レースへの恐怖心もあった。4年前の国際大会日本代表選手選考会。池江はこの得意種目で世界選手権の出場権を逃したことがあった。派遣標準まで0秒10差だった。
「簡単に切れる記録ではなはのは分かっていた。でも、それが絶対にできるトレーニングはしていた。すごく自信もある中でもタイムが出ないと、自分を信じることが怖くなってきちゃって…」。
思い通りの幕開けとはならなかった。しかし、前半の入りにはある程度の手応えを口にしていた。21日の50メートルに向け、「100メートルの後半の泳ぎをしっかり今後見つめ直していきたい。いい意味で50メートルにはつながるレースができた」。


