日本バレーボール協会(JVA)の川合俊一会長(63)が3日、インスタグラムを更新。同協会名義で、女子有力選手の日本国籍取得を巡る国への上申書偽造が発覚した問題を改めて謝罪し「3月18日の日刊スポーツの記事に対しまして。」で始まる、計16枚に及ぶ文書画像をアップした。
まず、事実関係について「虚偽の上申書を作り協会のスタンプとされる物を用い上申書として法務局に提出した人物は協会の業務委託スタッフです」と再び認めた。
続けて「いかなる理由があっても、虚偽の上申書が法務局へ提出されたのであれば、その行為は断じて許されません。協会の規定に基づく厳正な処分はもちろん、必要であれば司法の手もお借りして『刑事、民事両面』も視野に入れつつ責任追及を行っていく所存です」と記し「そしてこれら一連の行為を事前に見抜けなかった私自身、そして協会の管理体制につきましても重く受け止め深く反省しております」と謝罪した。
「このような報道がなされたこと 組織のトップとして 大変重く受け止めております」とも記した上で「記事にはいくつかの事実との乖離(かいり)がありました」と反論。「事の発端と結果の事実説明」「その人物への処分」「私の関与」「帰化に関してのルール」「記事や会見中感じた違和感」「今後行っていくべき課題など」「これからの決意」と項目に分けて説明したものの、会見中に記者から、偽造の“前段階”の、実際には提出されていない上申書案を提示された意味を全く理解できておらず、自ら“事実との乖離”を羅列した形となった。
川合会長は、日刊スポーツの報道で問題が表面化した翌日の3月19日、都内で会見。一連の問題について認めて謝罪した。その中身は、開催こそクイックだったものの「把握していない」「分からない」「これから調査」「第三者委員会には、まだ昨日の今日でコンタクトできていない」などゼロ回答の連発。報道陣からの質問も止まり、案内では1時間の予定だった会見が45分で終わっていた。
また、今回の川合会長のインスタグラムには、新たな事実が。
「会見で全てを語ると臨んだにも関わらず、直前で記者の方への私共からの逆質問はしないなど、幾つか制限がありました。ですので記者の方に対して内容について問いたかった事が多々ありながらもできず、私自身消化不良で終える形となりました」
生配信まで実施した会見を通して疑問に答えるはずが、最初からその意思がない設定だったことを告白。なぜ拙速に会見を開いたのか分からなかったほどゼロ回答が続いた理由を、自ら補強した。
唯一、歯切れが良かったのは虚偽文書を作成した人物を明かした時で「女子日本代表の(強化に携わる)業務委託者や外部の複数名」と責任を押しつけ、内部の関与を否定していた。


