<仙台6大学野球:東北福祉大7-3仙台大>◇3日◇最終節初日◇東北福祉大球場
東北福祉大が仙台大に7-3で逆転勝ちし、7季連続57度目の優勝を決めた。打線が7回表、2犠打と敵失を絡め、打者一巡の6連続安打&得点で一気に突き放した。東北福祉大は、東北地区代表決定戦(9~11日、福島・いわきグリーンスタジアム)で、2年連続23度目の明治神宮大会出場を狙う。
秋に限れば21年連続29度目のリーグ制覇。苦しんだ末のV7にも、常勝軍団に派手なパフォーマンスはなかった。応援席に深々と一礼した山路哲生監督(43)は「まったくダメです」と厳しく振り返った。
打線は6回まで無安打に抑え込まれた。投げては左腕エース森山一茂(3年=大分・楊志館)が、6回を5安打7四死球2失点で降板。そんな重苦しいムードの中、2点を追う7回に打線が目覚めた。
連打と犠打、敵失で1点差。さらに、DH柴田憲二(1年=青森・光星学院)から1犠打を挟み、4連続安打で逆転した。打率首位に並びMVP候補にも名乗りを上げた高橋平(4年=埼玉栄)は「(タイトルは)本当に取りたい。相手よりも自分の打席に集中したい」と、残り1試合になった大学生活最後のリーグ最終戦を見据えた。
打線に助けられ森山も、歴代リーグ11位タイの通算21勝目。リーグ不敗神話も継続させた。5回裏に2失点した森山は「7四死球は初めて。同点に追いついた時は、ほっとしました。明日もブルペンで調整して、いつでも投げられるようにしたい」と反省した。
選手は入れ替わっても、目標は常に全国制覇だ。山路監督は「明日も勝って10戦全勝でやりたい」と完全優勝で東北地区代表決定戦に乗り込むつもりだ。【佐々木雄高】



