プロ野球の南海(現ソフトバンク)で内野手として活躍し、現役引退後にダイエーで2軍監督などを務めた定岡智秋氏(62)が大分・柳ケ浦高の野球部監督に就任し、新チーム始動日となる8月1日から指揮を執ることが31日、分かった。定岡氏は鹿児島実高から1972年に南海に入団。弟の正二氏が巨人、徹久氏が広島などでプレーし、定岡3兄弟と呼ばれた。

 定岡氏は独立リーグの四国アイランドリーグplusで高知の監督経験もあり、プロ経験者が高校、大学での指導資格を短期間で回復するために設けられた研修制度を受け、ことし認定された。

 柳ケ浦高は甲子園大会に春2度、夏8度出場。25日の大分大会準決勝で明豊高に3-9で敗れ、今夏の甲子園出場を逃した。前監督の野中宣孝氏は部長に就く。