北照の斎藤綱記投手(3年)がプロ志望届を提出することが20日、分かった。180センチ、83キロの大型左腕で、最速144キロの速球と鋭いスライダーを持つ本格派。今春の全道大会では9球団のスカウトが熱視線を送った。

 同校では1年秋に背番号18で初めてメンバー入り。全国デビューは1年秋の明治神宮大会で、仙台育英(宮城)との準決勝で2回を1安打無失点。2年になると夏の甲子園では常総学院(茨城)との1回戦7、8回を無安打投球、秋の小樽地区代表決定戦では5回参考ながら完全試合を達成した。最終学年となったこの春は、不調ながらも全道大会で優勝投手となったが、夏は小樽地区代表決定戦で敗れていた。