オリックスは来年2月の宮崎春季キャンプで、今年より実戦を増やす方針だ。福良淳一監督(55)は「田口とも話して、来春はゲームを増やすことになった。いろんな選手にチャンスを与えようということ」。新任の田口壮2軍監督(46)とも協議し、若手にアピールの場を与える狙い。

 今年はA組(1軍)が宮崎、B組(2軍)が宮古島の分離キャンプだったが、来年はともに宮崎のため、今年できなかった紅白戦を組める。「第2クールにも1試合入れるつもり」と指揮官。今年の2月は7試合を開催した。来年は紅白戦と対外試合を合わせて10~11試合を予定。“試合漬け”でレベルアップを図る。