阪神金本知憲監督は11日の糸井との初交渉に参加し「初めての恋人や」との〝殺し文句〟。秋季キャンプの1日をつぶして、糸井に会いに駆けつけ「それくらいしてでも、どうしてもほしい選手だった。恋人以上だと思ってますんで…」と熱弁。
自身も02年オフに広島から阪神にFA移籍した経験から「僕の場合はあまりにも、星野さんの強引過ぎるお誘いで、無理やり連れてこられた部分もありましたけど…。僕は穏やかな熱意を持って。しかし思いは星野さんに負けないくらい伝えた」。
獲得に成功した場合の打順については「1番ではもったいないかな。長打力があるので、クリーンアップのほうがいいのかな。これは分からない。2番もおもしろい」。
今季終盤は遊撃に定着した北條の来季遊撃継続には「そのつもりです」ときっぱり。鳥谷については「(遊撃で)競争になるのか、鳥谷がセカンド、サードを守るのか」と説明。
その他の一問一答は以下の通り。
-糸井の魅力は
金本監督 やはり一番は35歳にして、50盗塁以上の数字を残せる。打率も安定して、3割は計算できる。2ケタ本塁打を打っている。守りにおいても強肩ですし。選手として非の打ちどころがない。
-具体的にどんな熱い思いを伝えたのか
金本監督 若い選手が多いから、野球に対する取り組みや練習の仕方の手本や見本になる。もちろん、うちにも、いるんだけど。(福留)孝介にしても、鳥谷にしても。いい手本はあるけど、さらにこの世界で安定してずっと好成績を残している選手の姿がプラス1になれば、さらに強くなると思うんで。
-自分の経験から熱い思いを伝えるのが重要
金本監督 やっぱりそういうところが大事だと思う。交渉のうえで武器になると思う。武器といったら、おかしいけど、いいインパクトを与えられる。
-阪神での起用法は
金本監督 まだまだ。特に何も。どこでもこなせる選手だと思う。打順に関係なくね。彼のやりやすいところを選んであげたい。
-交渉は複数回になるのか
金本監督 そうなるかもしれない。何回でも。
-実際に話した印象は
金本監督 体から感じ取れる若さ、強さは36歳になるとは思えない。躍動感がありそうだな、という印象は受けた。




