台湾ウインターリーグに派遣されていた巨人勢が19日、羽田空港着の航空機で帰国した。

 7試合で1勝1セーブ、防御率1・29の桜井俊貴投手(23)は「秋のキャンプで投げ込みをして、すぐ実戦で練習したことができた。カウントを取れる変化球が増えた」と充実の表情。

 今秋から習得に励むカットボールも「使えるかなという感じです」と手応えを口にした。同リーグでは同世代の投手をじっくりと観察。「シュートを使う投手が多かった。困った時にありかな」と、新球マスターに意欲を見せた。