巨人の二岡智宏内野手(32)と林昌範投手(25)、日本ハムのマイケル中村投手(32)と工藤隆人外野手(27)の2対2の交換トレードが14日、両球団から発表された。

 二岡は東京・大手町の巨人球団事務所で記者会見し「ゼロからのスタート。レギュラーを取れるよう頑張る」と意気込みを見せた。林は「前向きにとらえ、いいポジションで抑えられるようにしたい」と話した。

 巨人の清武英利球団代表は「出場機会を考え、新天地に放つ決意をした」と説明。右の強打者と中継ぎ左腕を求める日本ハム、救援投手の充実を図る巨人の思惑が一致し、大型トレードが成立した。