<ソフトバンク5-9日本ハム>◇15日◇福岡ヤフードーム

 日本ハム武田勝投手(32)が、珍事件に見舞われながらも2年連続の2ケタ10勝目を飾った。ソフトバンク打線を7回2/3、3失点と要所を締め、昨季から続く同一カードの連勝を5に伸ばした。8回の登板中には、苦手とするセミが右肩にとまるハプニングに動揺しながらも快投した。チームの連敗も3でストップ。「すぐそばで『ミン!』という鳴き声がして見てみたらセミでした」と苦笑交じりで、ドタバタのメモリアル白星を振り返っていた。

 [2010年8月15日19時11分]ソーシャルブックマーク