陽気なメキシカンが思わぬ失態を犯した。日本ハムのルイス・メンドーサ投手(30)が17日、試合前練習(札幌ドーム)に遅刻した。

 アップ開始時刻の午前10時を過ぎても球場に現れず、チーム関係者が何度も携帯に連絡もつながらない状態。一時は不穏な空気が流れたが、正午前に本人と連絡が取れ、午後2時開始のデーゲームをナイターと勘違いしたことが判明。約30分後、無事に札幌ドームに到着し、栗山監督ら首脳陣に謝罪した。

 「11時すぎに起きて、携帯を見る前に(妻の)モニカと遅い朝ご飯を食べていたんだ。モニカが携帯を取りにいったら、すごい着信履歴で、パニック状態になったよ」と苦笑い。明日18日の同カードで先発予定で「影響はないよ。これからブルペンで体を動かすよ」と、いつも通りのさわやかな笑顔で不安を一掃していた。