8年ぶりに広島に復帰した黒田博樹投手は決断に至った考えや今季に向けた覚悟を語った。

 -決断の決め手は

 黒田

 日本で投げずに野球人生が終わった時に自分の中に引っかかるものがあると感じた。帰るなら今年が最後(のチャンス)になると思った。

 -米国の7年間は

 黒田

 やっている間は苦しいことの方が多かったが、こうやって決断できたのはメジャーで頑張った自分の勲章。こっちに来て勝負できて良かった。

 -やり残したことは

 黒田

 ワールドチャンピオンを経験できなかったのは未練のようなものがある。今シーズンが終わった後に(決断を)どう感じるかだと思う。

 -自信は

 黒田

 全くない。日本だろうとアメリカだろうと、結果を残すのは簡単なことではない。こういう契約をして日本に帰るというのはそれなりの責任がある。その責任を果たせなければ、どこかで覚悟を決めなければならない時が来ると思う。

 -目標は

 黒田

 先発で回る限り2桁勝たないといけない。シーズンを終えてどう感じるか分からないが、それができなければ自分の中で区切りをつけないといけないと思う。