東京6大学リーグの法大は19日、千葉県鴨川市の鴨川市営球場で春季キャンプを開始した。「結束」のスローガンを掲げ、部員75人が参加。時折柔らかな陽光が差し込む中、午後0時30分から約4時間に渡って精力的に汗を流した。金光興二監督(56)は「チームとしての強さを出してやろうと伝えた。個々のレベルアップは(練習グラウンドのある)川崎でやってきた。組織づくりをしたい」とキャンプの目標を語った。通算84安打で今季は史上29人目のリーグ100安打が視野に入る多木裕史(3年=坂出)は「冬にやってきた練習を継続し、実戦感覚を取り戻したい」と、20日から始まる紅白戦が待ち遠しい様子だった。