WBC日本代表の山田久志投手コーチ(元中日監督)は、中日の非協力的な姿勢に首をかしげた。球団名は挙げなかったが「残念なことに戦力として考えていた選手に辞退者が出た。原監督以下、我々もがくぜんとした。(故障などの理由で)仕方がないという選手もいるけど、ただ辞退、というのはいかがなものかと思うところもある」と渋い表情。

 また同じく与田投手コーチも不快感を示した。評論家として北京五輪を経験。野球界が一丸となる重要性を痛切に感じていた。「明確な理由のない辞退選手もいた。野球界がまとまっていないことが、表に出てしまった。ファンの方のためにも、断る理由の説明は必要」と訴えた。「メジャー選手を含め、メンバーを今後詰めていかないと」。