<オリックス4-10ロッテ>◇4日◇京セラドーム
ロッテが珍記録で首位をがっちりキープした。今季最多の19安打を放ったが、これがすべて単打。特に打者10人で5得点した3回は、2四球を挟んでコツコツ5連打。上位から下位までまんべんなく打った。西村徳文監督(50)は「これだけ点を取れば普通は長打がある。何とかつなぐんだという気持ちの表れでしょう」と2試合連続2ケタ得点に納得の表情だった。
中でも光ったのは4安打の井口だ。6回の第4打席では1000安打を達成。全速力で走った泥臭い遊撃内野安打だった。ベース上で苦笑いを浮かべていた井口は「これからも多くのヒットを打ってチームに貢献したい」と先を見据えた。
オリックス戦前までの打率は2割2分6厘。現在チーム打率12球団トップの3割7厘を誇る打線の中では、波に乗り切れていなかった。井口は「1、2番がよく打っていたので、打ちたい気持ちが出て力んでいた」と振り返る。金森打撃コーチも「難しいボールを打っていた」と分析。コーチと話し合い徐々に調子を上げてきた。この3連戦で14打数8安打の5割7分1厘。通算打率も3割3分3厘に上げ、上昇気流に乗ってきた。
チームはオリックス戦で05年以来の同一カード3連勝。その年に日本一になっているだけに吉兆だ。54年ぶりの開幕5カード連続勝ち越しも見えてきた。
[2010年4月5日9時6分
紙面から]ソーシャルブックマーク



