横浜からFA宣言した内川聖一内野手(28)が26日、都内のホテルでソフトバンクと初交渉を行い、入団への思いを深めた。水面下の交渉で入団は決定的となっていたが、あこがれの王貞治球団会長(70)から「君自身の野球スタイルを変える必要はない。今の君を必要としているんだ」と声をかけられ「歴史に残る方にお褒めの言葉をいただいた。今まで一生懸命に野球をやってきてよかった」と感激した。
王球団会長の言葉だけでなく、条件からも十分な誠意を感じた。年俸は4年契約で総額最大12億円(推定)の変動制。日本代表メンバーとして参加した09年WBCで背負った愛着ある背番号の「24」を提示された。「(変動制は)野球選手としてやりがいがあるもの。背番号も小学校で初めて野球を始めたときの番号だし(新チームで)初めてつけるにふさわしい」。野球談議に花が咲き、来春のキャンプや福岡での生活など具体的な話も出た。「考える材料としては、いいことが多い」と笑った。
近日中には、初交渉で3年6億円プラス出来高を提示された広島との2度目の交渉に臨む。「なるべく早い段階で結論を出せればいい。12月の頭には判断したい。僕もすっきりしたいというのが一番にある」。来週中にも「ソフトバンク内川」が誕生する見通しだ。【鈴木良一】
[2010年11月27日8時13分
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