日本ハムの強運男、藤井純一球団社長(61)が、早大・斎藤佑樹投手(4年=早実)を引き当てた。ヤクルト、ロッテ、ソフトバンクの4球団の競合の末に2番目でクジを引いて的中。ちょうど3年前の07年で同数の球団が競合した中田翔内野手(21)に続く大当たりになった。残り3枚のクジの真ん中を、直感で選んだという。開封に戸惑った藤井社長は「どうしても引きたいという気持ち」と興奮気味。過去のドラフトでクジ運が悪く、大役を回避した梨田昌孝監督(57)も「藤井社長に感謝」と目尻を下げていた。