「佑ちゃん世代」に宣戦布告だ。ヤクルト由規投手(21)が10日、東京・新橋の球団事務所で契約更改交渉に臨み、倍増となる推定年俸5200万円でサインした。初の2ケタ12勝を挙げ、日本人最速となる161キロを計測。球界を沸かせた快速球右腕は、日本ハムに入団する斎藤への対抗心をメラメラと燃やした。
由規
連日テレビに出て、何か持ってるな、という印象がある。あれだけ人を動かす力を持ってるから尊敬できる。だからこそ、負けたくない気持ちがある。
高2の夏、甲子園の開会式で斎藤にツーショット写真をせがみ、サインをもらった。あこがれを抱く一方で、先にプロの世界で結果を出したプライドがある。
年俸は同世代のロッテ唐川、日本ハム中田を抜きトップに立った。「だんだん自分たちの世代も出来上がってきたなという感じがする。上の世代に負けないように頑張りたい」。幹事として、同世代を集めた食事会を計画している。「平成元年会」のリーダーとして、斎藤や楽天田中、巨人坂本ら1つ年上の世代に対抗していくつもりだ。
今オフは「運転が下手なので、なるべく頑丈な車を」と新車を購入予定。戸田寮では新しい部屋への引っ越しを終え、さらなる飛躍に向けて私生活でも準備を進める。「来年は何か1つはタイトルを取りたい。速球の日本記録(162キロ)も狙える位置なので、狙ってみたい。15勝を目標に頑張りたい」。僕も持ってるぞ!
とばかりに、剛速球で敵に立ち向かう。【由本裕貴】



