3日に靖国神社で行われた奉納相撲で、幕内豊ノ島(31=時津風)が“世界デビュー”を果たした。ユーモアたっぷりで人を引きつける力は、国際舞台でも発揮された。
フランス国営テレビから「食が体に及ぼす影響」を調査する番組の取材を受けたのは、屋外の桜の下。豪栄道や隠岐の海ら人気力士もいたが、エンターテイナーの空気を感じ取ったのか-。取材班は迷いなく豊ノ島の前に陣取った。「豪風関に頼んだのに、なぜか俺のところに来ちゃった。テレビでしゃべりたいとか言ってないからね」と苦笑いしたが、そこは角界随一のトークセンスを持つ男。「普段は何を食べているんですか?」と問われ「エスカルゴ200個」と答えるなど、軽快なトークで笑いを誘った。
それよりも、豊ノ島の関心はリポーターのアドリアナ・カランブーだ。サッカー元フランス代表MFの元妻で、脚の長さでギネス認定もされた元トップモデルと知ると「タニマチになってくれないかな」「パリに招待してくれないかな」と興味津々。最後は脚の長さを比べ、親交も深めた。
これまでテレビ番組はもちろん、バンドのボーカルとしてパンクを熱唱する動画が配信され、ネット上でも人気上昇中。現地での放送は9月。秋場所以降、豊ノ島の後援会は世界基準になるかも?【桑原亮】


