ボクシングの前WBA世界フライ級王者坂田健史(29=協栄)が、「負けたら引退」の覚悟で約半年ぶりの再起戦に臨む。14日に東京・後楽園ホールで行われる10回戦で、WBOアジア・パシフィック同級王者全鎮万(韓国)と対戦する坂田は12日、都内の所属ジムで練習を打ち上げた。2回KO負けで5度目の王座防衛に失敗した昨年大みそかのデンカオセーン(タイ)戦以来のリングに「負けたら終わりのつもりでやります。負けは許されない」と言い切った。

 今回は2階級制覇もにらみ、1つ上のスーパーフライ級(リミット52・16キロ)での試合。減量苦から解放され、順調に仕上がっている。試合2日前にもかかわらず、4回のミット打ちをこなした坂田は「体重を落とすためでなく、試合をするための練習が最後までできた」と、笑顔で話した。