世界的に有名な超大物俳優が、HIVに感染しているらしいとの噂が報じられている。

 米情報サイトRadarOnlineは複数の内部情報筋らの証言として、この俳優は2年ほど前にHIVに感染していると診断されたと報じているが、”中年の超大物俳優”とのみ明かしており、名前は明かしていない。俳優はファンの評判や人気が落ちることを懸念し、感染について隠そうと必死だという。

 HIV感染者が治療しなければ、ゆくゆくはエイズを発症することになるが、同サイトによると、俳優は複数の薬を投与するカクテル療法などにより、治療は順調だという。しかし、一晩限りの相手や売春婦らとの性行為に甘んじてきた俳優は、感染していると診断されて以来、ショックに打ちのめされているようだ。

 同サイトはさらに、どのように感染したかは不明だが、俳優は以前、タトゥー、麻薬の注射、売春婦とのセックスなど、感染リスクを高める行為について公に認めていたとしている。ショッキングな事実に失望した俳優は昨年より自宅に引きこもり、公の場に姿を見せなくなったという。ストレスや不安を紛らわすため、邸では昼も夜もパーティー三昧の日々が続いているようだ。

 俳優は現在も複数の相手と性関係を続けているらしく、情報筋は、「公衆衛生の面で有害だ」と語っている。ハリウッドではすでにこの噂が広まっている中で、俳優は自分のHIV感染について知ったパートナーらに多額の口止め料を支払うなど、感染が公にならないよう必死で対処しているらしい。(ニューヨーク=鹿目直子)