漫才コンビ、浅草キッドの水道橋博士(51)が2日夜、またもやカトちゃん風の丸刈りになった。東京・新宿の紀伊国屋サザンシアターで行われたお笑いライブ「我らの高田笑学校~しょの四十三」(高田文夫事務所、日刊スポーツ新聞社共同プロデュース)で「笑いと小銭がほしい」とサプライズで披露した。

 娘の文(ふみ)ちゃんに高田文夫校長から最高級の桃をたまわったにもかかわらず、意図を深読みしすぎてお礼を怠ったことを反省し、頭を丸めてきた。今年2月に「峯岸みなみです」とカトちゃん風の丸刈りで度肝を抜いたばかりだが、懲りずに同じスタイル。相方の玉袋筋太郎に「またやってんのか」とステージを引きずり回されながら「笑いと小銭がほしくて…」。“小銭かせぎ問題”で大阪のレギュラー番組を降板した騒動をネタに笑わせ、高田笑学校43回目にして初の退学危機を回避した。

 この日はキッド、松村邦洋のレギュラー陣のほか、アルコ&ピース、ナイツ、アンガールズが出演。松村は得意の堺雅人ものまねでヒット中のドラマ「半沢直樹」を披露した。父親役の笑福亭鶴瓶、おネエ国税庁の片岡愛之助のまねのほか、「香川照之さんはできないので」となぜか大和田常務を津川雅彦にチェンジして1人半沢直樹を展開。「ドラマを見ていない人には地獄の10分です」とやり遂げていた。