日中韓3カ国が進める文化交流事業「東アジア文化都市」の広報親善大使を務める6人組アイドルグループ、でんぱ組.inc(以下=でんぱ組)が13日夜、中国・福建省泉州市の泉州演劇場で開催される「2014泉州活動年開幕式」に出演し、日本代表としての大役を果たす。
でんぱ組は12日午後、泉州市から南東約80キロのアモイ国際空港へ到着。到着ロビーには「電波組」と記したプラカードを持ったファンが歓迎した。大学生の蔡子欣さん(19=サイ・シイシン)はメンバーと記念撮影をした。「一緒に写真まで撮れるとは思わなかった。みんな本当にカワイイ~。推理した飛行機に乗っていて良かった」。メンバーも「中国にファンがいてうれしい。びっくりしました」と、驚きを隠せない様子で語った。
同日夜には、泉州演劇場の下見をした。泉州市の伝統芸能のリハーサルなどを見た、成瀬瑛美は「私たちのライブとは真逆かもしれないけど、秋葉原発の日本文化をしっかりと伝えたい」。会場の収容人数は1151。夢眠ねむは「日本のライブ会場とは違って、お客さんが集まるか不安…。中国語は難しいけど、あいさつは中国語で挑戦したいです」と意気込んだ。通訳とともに中国語のあいさつの練習をするメンバーの姿もあり、本番前夜の緊張感が漂った。
一方、自宅に約100個のパンダグッズがある“パンダマニア”こと、藤咲彩音は、この日もパンダのぬいぐるみ2個を持参。「念願のパンダの国へ来ることができた。空港もパンダのぬいぐるみだらけで大興奮でした!!」と、藤咲のパンダ発言がメンバーをリラックスさせていた。
また、メンバーはソチ五輪スノーボード男子ハーフパイプで銀メダルを獲得した平野歩夢(15)の刺激も受けていた。最上もがは「格好いい。若いからできるパワーがある。でんぱ組も負けずに日本代表として明日頑張りたい」。リーダーの相沢梨紗は「反応はどうあれ、やり切ることが大切」と気合を入れた。
東アジア文化都市は今年1月から11月まで横浜市、中国・泉州市、韓国・光州広域市の3都市で行う文化交流事業。3都市ではさまざまな文化芸術行事を連携して開催し、相互理解を図る。でんぱ組は昨年12月に08年の結成以降、日本文化を世界に広め、国際的に活動していることが文化庁や横浜市に認められ、同事業の広報親善大使に就任した。
広報親善大使就任から約2カ月。でんぱ組がついに、日本代表として東アジアへ「日本文化」を発信する。




