昨年12月にアルバム「そら」で歌手デビューした新垣結衣(20)がこのほど、初シングル「Make

 my

 day」の発売を記念し、静岡・御殿場のCD生産工場を訪問した。作業着、作業帽を着用して製盤から出荷までのCD生産工程を体験。完成したばかりのシングルに直筆サインを入れた「当たりCD」も発送し、発売日の16日にランダムでファンに届けられる。

 胸まで伸びた長髪を作業帽の中にまとめた新垣が、初シングル誕生の瞬間を見届けた。(1)整盤(透明な円盤をCD盤に加工)(2)レーベル印刷(CDの盤面にイラストを印刷)(3)パッケージ包装(ケース、ジャケット、CD本体を完成品にする)(4)出荷(サイン入りの当たりCDを発送箱に混入)の4工程を体験。初めて見る作業に「おお~」と驚き「回転させたCDに樹脂を垂らし、遠心力で広げてコーティングする様子とか本当に面白かった」。生産の現場を体感したことで「今までより、もっと大切に歌っていきたいと思いました」と好影響も受けた。

 購入者特典として直筆サインを入れた「当たりCD」は計150枚。シングルの初回出荷枚数が15万枚のため、1000枚に1枚の割合でファンの手に渡る。サインを書きながら、いたずら心が芽生えた新垣は「1000枚のうち4枚は、さらにレア物ですよ」と明かした。サインに加えて「元気?」「今日の夕飯はカレーライス」などのメッセージをプレゼントした。

 最後に「当たりCD」を積んで出発するトラックを見送った新垣は「私はビンゴとかで当たった試しがないけど、ゲームって楽しいですよね。今後もネタが尽きない程度に企画を考えたい」と満足そうだった。