長期離脱中のJ2C大阪FW柿谷曜一朗(26)が、31日京都戦(アウェー)で約2カ月ぶりに復帰する可能性が出てきた。

 25日は大阪・舞洲練習場で調整。6月8日長崎戦で右足首靱帯(じんたい)損傷後、初めて本格的なキック練習を再開した。明日27日の紅白戦で実戦復帰する方向で、大熊監督は「どこまでできるかは不透明だが(京都戦出場は)ゼロではない」と説明。紅白戦で問題がなければメンバー入りさせる。

 チームは2連敗中で、J1自動昇格圏外の3位。負傷後は多くを語っていない柿谷だが「必ずJ1に上げる」と公言。同監督も「多少の痛みはあるようだが、戻ってくるのは朗報」と話した。獲得が内定しているベルギー1部ロケレンのマケドニア代表FWベサルト・アブドラヒミ(25)は、この日の大産大との練習試合で“移籍後初得点”。就労ビザが取得できれば京都戦でデビュー予定。柿谷との強力タッグが誕生する。