J1ベガルタ仙台は13日、仙台市内で14日のアウェー大宮アルディージャ戦に向けて、仙台市内で調整した。

 同戦で、リーグ戦5試合ぶりの先発復帰が濃厚なDF蜂須賀孝治(26)は「最下位には落とせない。謙虚に1-0でも堅く勝ち点3を持って帰れるように」と意気込んだ。

 渡辺晋監督(43)によると、リーグ戦で右ウイングバックを主戦場とするMF菅井直樹(32)は7日東京戦で臀部(でんぶ)に違和感を覚え、大宮戦出場は難しい状況だという。ここまでルヴァン杯では同位置で4戦先発出場中の蜂須賀に出番が回ってきた。この日の紅白戦で蜂須賀は右サイド深くからグラウンダーのクロスを送って好機をつくり、調子の良さをアピールした。

 3日の同杯アウェー大宮戦(○2-1)では先制点の起点となり、勝利に貢献。「いいイメージを持って臨めるけど、過信せずに相手の大きな力をはね返したい。アシストやゴールといった目に見える結果を。それを出せなくても、左サイドで崩していけば勝利につながる」と今回も活躍を誓った。