鹿島は10日、クラブOBでブラジル出身のアルシンド氏の長男、FWイゴール(18)の加入を発表した。ジーコ元日本代表監督が設立したCFZ(ブラジル)にアマチュアとして所属していた同選手は昨年7月にクラブの練習に参加、将来性を見込まれての契約になった。176センチ、70キロでスピードを武器としており、背番号は33。

 現在43歳になる父親のアルシンド氏は、Jリーグ創設最初のシーズンとなった1993年第1ステージで鹿島優勝の原動力になった。独特の髪形やCM出演も話題を呼んだ人気選手だった。J1通算125試合で79ゴールをマークしている。