<J1:川崎F3-2仙台>◇第13節◇26日◇等々力

 首位仙台が2敗目を喫した。前半に先制を許したがすぐさま同点に追いつき、後半9分にFWウイルソン(27)の鮮やかなミドルシュートで一時は逆転。しかし、16分に同点に追いつかれ、ロスタイムには決勝点を奪われた。

 手倉森誠監督(44)が「最終ラインで交代が相次いでスクランブル状態。それが最後の失点につながったのかな」と振り返ったように、アクシデントが続出。前半だけで左サイドバックのDF田村直也(27)が体調不良で退き、右サイドバックのMF菅井直樹(27)も後半途中に負傷交代。急きょボランチのMF松下年宏(28)を右サイドバックに回すなどして対応したが、結果は今季最多の3失点で2位広島に勝ち点2差と迫られた。